1964年のF1チャンピオン、ジョン・サーティースは11月17日にチャネルトンネル(英仏海峡トンネル)を渡り、トンネル全行程を初めてクルマで移動するという記録を手にすることとなる。
ただひとり、2輪と4輪で世界チャンピオンとなったサーティースは、ジネッタによる電気自動車スポーツカー・プロトタイプ、ジネッタG50EVでチャネルトンネルを走行する。トンネルの管理会社、ユーロトンネルは今回初めて、イギリスからフランスへの50kmほどのトンネル全行程を車両で通過することを許可。
これは『第37回バーリントン・ボジョレーラン』のイベントにて、トンネル開通15周年を祝う式典として行われるもの。また、二酸化炭素の排出を抑えた移動が現実的となりつつあることのアピールでもあるという。
サーティースはケント州フォークストンを11月17日11時15分にスタート、トンネル終点のパ・ド・カレー県コケレに13時30分に到着する予定。
