スバル/スバル・テクニカ・インターナショナルは13日、2012年のモータースポーツ活動について発表し、スーパーGT300クラスに投入するニューマシン、BRZ GT300のドライバーとして山野哲也&佐々木孝太のふたりを起用すると明らかにした。
スバルBRZ GT300は、東京モーターショーで公開されたコンパクトスポーツ、BRZのスーパーGT仕様。モーターショーで電撃的に公開され、関係者の多くの注目を集めた。モーターショーの際には詳細な参戦体制などは明らかにされておらず、今回のオートサロンで体制が発表される予定だった。
2012年スバルモータースポーツ活動の発表の場に展示されたBRZ GT300は、モーターショーから変わらない状態だったが、ドライバーとして、2011年にR&D SPORT LEGACY B4をドライブし2勝をマークした山野哲也、佐々木孝太のふたりが起用されることが明らかにされた。チーム体制としては、これまでのレガシィ同様R&D SPORTがレース活動を担う。
「2007年にスバル車でスーパーGTに出るようになって、今年で6年目になります。世界中が注目していて、モータースポーツ界にとってもBRZは重要なクルマです。今までも自分がやってきたとおり、新しいクルマを育てていくのが今から楽しみです」と山野。
山野とのコンビが継続となる佐々木は、「今年もスバルとレースができることで、皆さんに感謝しています。今話題のBRZで戦っていけるのは楽しみですし、素のBRZの良さもレーシングカーに活きてくると思うので、走る楽しさを伝えられるように頑張ります」とコメントした。
会場にはBRZとともに、2011年まで活躍したR&D SPORT LEGACY B4も展示されていたが、こちらに関するインフォメーションは今回の発表会ではなかった。関係者に聞くと、どうやら今のところレガシィのスーパーGTへの参戦は予定されていないようだ。