SUBARU BRZ GT300、デビューレースに挑む
2012年3月31日~4月1日 第1戦 岡山国際サーキット
いよいよ今週末、2012年SUPER GTが開幕します。開幕戦の舞台は岡山国際サーキット。マシン、ドライバーにとっては非常にテクニカルなサーキットであると同時に、観客にとってはコースと観客席とが近く、マシンの迫力ある走りを目の前で楽しめる人気の高いサーキットです。
SUBARUのニューマシン、SUBARU BRZ GT300は、この岡山でSUPER GTのレースデビューを飾ります。昨年12月の東京モーターショーでSUBARUファンにお披露目されてから約4カ月。チームはシーズン開幕に向けてテストと開発を重ねてきました。先日岡山国際サーキットで行われた合同テストでは、2日間で176周を走破しクラス8番手タイムを記録。大幅なセッティング変更を繰り返すことで、開発の方向性も見出すことができ、大きな収穫を得ることができました。しかし、まだまだ走り始めたばかりのマシンのため、更に速さと強さを追求するために開発を進めることは重要です。
「きっと、レースウィークの間でも新たなセッティングを見つける作業が続くと思います。決勝レースでもデータを取りながら、マシンの状況を探りながらの走りになるでしょう。しかし、そうは言っても勝負の世界ですから結果を出すことも重要ですし、僕たちドライバーはスタートしてしまえば一番前を目指して攻めるだけ。シリーズチャンピオン獲得の為に1点でも多くのポイントを稼ぐため、ポジションアップを目指して頑張ります」と、ドライバーの山野哲也はレースに向けての決意を語っています。
SUBARU BRZ GT300が岡山を走り始めるのは3月31日(土)。予選に向け練習走行で最終調整を行ったのち、午後2時30分からノックアウト方式の予選が始まります。ポールポジションが決定するのは午後4時ごろの予定です。
