スペイン自動車連盟会長が、エプシロン・エウスカディの2011年F1参戦のため同チームをサポートすると発言した。FIAは、来季F1の13番目のエントリーチームを募集しており、エプシロン・エウスカディは参戦の意向を表明している。
エプシロン・エウスカディは、2010年F1のエントリー申請を承認されず、改めて来季参戦を目指している。他にデュランゴ、ARTグランプリ、ステファンGP、アメリカのサイファー・グループが、F1の13番目のエントリー枠を狙っているといわれている。
スペインのマルカ紙に対し、スペイン自動車連盟会長カルロス・ガルシアは、ホアン・ビラデルプラット率いるエプシロン・エウスカディは優秀なチームであり、エントリーを許可される可能性は高いとコメントした。
「彼らはF1に参戦するための十分以上に優れた要素を備えている。我々はプッシュしていくつもりだ」とガルシア。
「旧FIAがF1ライセンスの承認を行った際は、いくらか急いでおり、チームの設備の評価を正確に行わなかった。しかし今は違うと思う。私としては高い望みを抱いている」
「彼らはすでに、技術的な面でもプロフェッショナルという面でも、ル・マンのマシンを作る能力があったことを証明している。ただあいにく彼らは資金面に問題を抱え、続けることができなかった。彼らがそのマシンを作れるのだとすれば、F1シャシーをデザインすることができ、立派なチームになれるはずである。非常にポテンシャルが高いと私は考えている」