ウイリアムズの開発ドライバーであるスージー・ウォルフは、スーパーライセンスを取得してリザーブドライバーになることを目指していると述べた。
ウォルフは2012年からウイリアムズの開発ドライバーを務めており、今季の新車FW35のシェイクダウンも彼女が行った。
「FW35に最初に乗ったのは私でした」とウォルフ。
「うまくいったので、そこから一歩一歩先に進んでいきたい。次のステップのひとつは、スーパーライセンスを取得することです」
ウォルフの主な役割はシミュレーターの作業であるが、彼女はもっとF1マシンに乗る機会を増やしたいと語った。
「クルマに乗れば乗るほど、シミュレーターでの作業も向上するんです」
サードドライバーになるのは非現実的な夢ではないと、ウォルフは言う。
「去年の10月に行ったテストはとてもうまくいきました。身体的に何の問題もなかったし、マシンをドライブする上での問題もなかった」
「(その時)最初にクルマに乗る機会が与えられたのはそれを確認するためでした。彼らは私にはできることが分かっていたのです」
「ですから(サードドライバーになるのは)非現実的な話ではありません。でもF1は熾烈な世界です。グランプリに出場するために大勢のドライバーたちが戦っています」
「『来年レースに出たいと思います』などと大胆な宣言をしたり、夢を見たりする気はありません」
「(今の計画では)スーパーライセンスを取って、もっとクルマに乗り、チームを全力でアシストしたい。一歩一歩進んでいくだけです」