エイドリアン・スーティルは、来季どこのチームと契約できるのかがはっきりするのは、上位のドライバーたちの動きが確定してからになるだろうと述べた。
スーティルは、ロータスの共同オーナー、エリック・ルクスに対する傷害事件が明るみに出た後、2012年にフォース・インディアのシートを失ったが、今季同チームからF1に復帰した。
第10戦終了時点でスーティルは、ドライバーズランキングでチームメイトのポール・ディ・レスタのすぐ下の11位に位置している。
来年に向けてトップチームのドライバーたちが動く可能性があるため、自分のことが決まるのはその後になるだろうと、スーティルは述べている。
マーク・ウエーバーは今季でF1から引退するため、レッドブルのシートはひとつ空き、フェラーリのフェリペ・マッサ、ロータスのキミ・ライコネンの現在の契約は今季末までとなっている。
「F1に復帰して半年だ。改めてF1の生活に慣れようと努めてきて、すべての手順が完璧にいっている。今は自分のパフォーマンスをほぼ100パーセント発揮してプッシュできる」とスーティル。
「今後のことについてはどうなるのか分からない。様子を見ていくだけだ」
「興味深いシートがいくつかあるけれど、まずは上位のドライバーたちがどう動くかだ。その後メリーゴー ラウンドが回る。だからまだ早いよ」
「僕には自分の目標がある。どこに行きたいのかはっきりしている。将来についてのプランがあるんだ」
「もちろんそれについて今話すつもりはない。でも僕はこのチームへの忠誠心を持っている。何をするにしても、最初に(チーム代表の)ビジャイ(・マルヤ)に話すつもりだよ」