傷害事件で有罪判決を受けたエイドリアン・スーティルが、友人で現場にいたルイス・ハミルトンが証人として出頭せず、連絡もよこさなかったことを非難したとドイツメディアが報じている。

 昨年4月の中国GP決勝後、スーティルは親しいハミルトンと共にナイトクラブに行き、そこでロータス・ルノーGP(今年のロータス)のオーナーであるジニー・キャピタルのCEOエリック・ルクスと会い、彼の首に割れたシャンペングラスで傷を負わせたといわれている。
 今週、ミュンヘンの裁判所においてこの件に関する法廷審問が行われ、その結果スーティルに対し執行猶予18カ月と20万ユーロの罰金という判決が下された。

 裁判所は、事件が起こった際にスーティルの隣に座っていたとされるハミルトンに対し証人として出頭することを求めたものの、マクラーレンの新車発表会を目前に控えるハミルトンは、当日はチームの業務があるとして、出頭しなかった。ハミルトンは、自分は事件の決定的な瞬間を目撃していないという書面を提出したとBild紙が報じている。

「ルイスは臆病者だ」とスーティルが怒りを表していたとBild紙は伝えている。
「ああいうやつとは友達でいたくない。僕に言わせれば彼は男じゃない。彼の父親でさえ僕にメールをくれて、うまくいくよう願っているといってくれた。でもルイスからは全く連絡がなかった。彼は電話番号まで変えた。だから僕からは連絡が取れなかった」

 スーティルのマネージャー、マンフレッド・ジマーマンは「エイドリアンが2012年にF1で走るのはほぼ不可能だ」と認めている。ただし、FIAのスーパーライセンスは剥奪されない見込みだということだ。

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