エイドリアン・スーティルは、2014年もフォース・インディアに残る見込みであると語った。
スーティルはフォース・インディアの前身MF1時代からチームに所属、2012年は活動を休止していたものの、今シーズン復帰し、第15戦までに26ポイントを獲得している。
フォース・インディアはまだ来季のドライバーラインナップを発表していないが、スーティルは来季残留する可能性が高いと述べた。
「おそらく来シーズンもここで走るだろう」とスーティル。
「いいチームだ。以前ほどの強さは今はないけれど、プライベートチームの中では最強のひとつだ。これよりいいシートを見つけるのは難しいから、来シーズンもここにいたいと思っている」
「ただ、100パーセント決めてはいないから、決定したわけではない」
チームが他のドライバーを選ぶ可能性はあるが、自分よりいいドライバーを見つけるのは難しいだろうと、スーティルは言う。また、自分が残るかどうかの決定はチームと自分の両方の意思で決めることになるとも述べた。
「チームがすべてを決めるわけではない。彼らが僕を乗せると言うかどうかにかかわらず、僕自身がここに残りたいかどうか意見を言うことができる」
「フィフティーフィフティーだ。僕の行動を彼らが決定するわけではない」
「僕は強い立場にいると思う。今年はいい仕事をしてきた。誰か他のドライバーを見つけるなら、僕と同じぐらいの仕事をする人間でなければならない」
「もっといいドライバーがいて、チームが彼を欲しいというなら、そのドライバーを取るといい。幸運を祈る」
スーティルは、今年自分はいいパフォーマンスを発揮していたが、不運によってそれがふさわしい結果につながらなかったと述べた。
「出せたはずのいい結果をたくさん失っている。バルセロナでは大きなチャンスがあった(のにトラブルに見舞われた)。バーレーンではパンク、マレーシアではピットストップの問題があった」
「最高の結果を出せるチャンスを3回失っている。自分にはもうどうすることもできないけれど」