2010年F1第17戦韓国GPの日曜決勝で、フォース・インディアのエイドリアン・スーティルは、小林可夢偉にヒットしてリタイアを喫した。ブレーキトラブルを抱えていた彼は、コースの濡れた部分で滑ってしまったと説明している。
■フォース・インディアF1チーム
エイドリアン・スーティル 決勝リタイア
レースは最初から最後までとても難しいコンディションだった。セーフティカー先導のスタートにするというのは正しい決断だった。コースが少し乾いてきた時にピットストップし、インターミディエイトで走り切ろうと思った。ずっとブレーキに苦しめられていた。ブレーキの力が大きくて、常にロックし、安定した走りがしづらかった。何度もコースオフしたり、ロックしたりした。そして前のドライバーをオーバーテイクして、コースアウトした。終盤、小林をオーバーテイクしようとして、濡れている部分に乗ってマシンのコントロールを失った。そこは思っていた以上に濡れていたんだ。その結果彼のマシンのサイドに突っ込んでしまった。自分のパフォーマンスには満足していない。僕にとっていいレースじゃなかった。でもチームはトニオと共にいい仕事をして6位に入ったから、そのことは嬉しいよ。今はもう次のブラジル戦を楽しみにしている。