2010年F1第15戦シンガポールGPの金曜プラクティスを終えたフォース・インディアのエイドリアン・スーティルが、シケインで縁石に乗ってしまい、サスペンションが壊れたために、走れなくなったと語った。
■フォース・インディアF1チーム
エイドリアン・スーティル フリー走行1=3位/2=16位
1回目のセッションはとても良かったし、ウエットでもドライでもクルマをプッシュでき、いいタイムを刻むことができた。2回目に入ってもフィーリングはかなり快適だったが、残念なことにシケインで小さなミスを犯し、縁石に乗ってしまった。マシンは跳ねて、着地した時にフロントサスペンションが壊れてしまい、走行をやめるしかなくなった。最後にソフトタイヤで走ることができず、がっかりしたよ。でも今日行った作業に基づいて見ると、クルマは昨年よりかなり良くなっている感触だし、今週末多くのことを成し遂げられると思う。
ビタントニオ・リウッツィ フリー走行1=7位/2=15位
今日は順調にいき、特に2回目のセッションでは多くの作業を行えた。最初のセッションでは、路面が乾くまで待っていたので多くの周回を走らなかったが、2回目のプラクティスでは通常のタイヤ準備とセットアップ作業を行った。このコースは特殊な性質を持っているから、こういった作業は重要なんだ。明日に向けたタイヤの選択には頭を悩ますことになるだろう。ソフトタイヤは、とても良く機能するが、タレてくるとクルマのバランスに影響が出るけれど、ハードは問題なく機能するようだ。セットアップ作業はもう少しやる必要があるが、ロングランは問題ないと感じているし、燃料を多く搭載していてもコンペティティブだと思う。