慣れ親しんだ日本に戻ってきたフォース・インディアのエイドリアン・スーティルは、鈴鹿サーキットをよく知っていることと、マシンとコースの相性がいいだろうことから、日本GPでは好結果が出せることを期待している。

「日本GPが本当に楽しみだ」とスーティルは言う。
「僕は2006年、1年間日本に住んで、全日本F3に出場していた。だからここではしょっちゅうレースをしていて、このコースのことはよく知っている。最高のドライバーズサーキットで、覚えるのがかなり難しいけれど、うまくやれると満足感が得られる。僕らのマシンはここでは調子がいいと思う。ロー&ミディアムダウンフォースコースではとても強力なのは分かっているので、鈴鹿は僕らのマシンに合っているはずだよ。このコースにもマシンにも自信を持てるから、それがいい結果に結びつくといいね」

 チームメイトのビタントニオ・リウッツィは、今季3戦目を迎えて、自信を感じている。
「僕らは鈴鹿では(前戦シンガポールより)うまくやれると思う。シンガポールはフィーリングをつかみにくいコースだった。100パーセント集中して、ウォールに突っ込まないよう注意している必要があった。通常の状況ではなかったんだ。でも、レースをまるまる走ったことは、僕にとって大きな経験となった。自分の最適スピードに近づいてきていると思う」
「鈴鹿への準備はできているよ。2006年に一度行ったことがあるが、好きなサーキットだ。マシンの仕様がスパとシンガポールの間ぐらいになるので、よりコンペティティブになるはずだと自信を持っている。今年はいろいろあった年だけれど、スパとモンツァはよかったから文句は言えないよね。残りのサーキットも僕らとの相性はいいはずだよ」

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