Press Release
ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ、アジアシリーズ第6戦および最終決戦の地、セパンで開催
【2014年11月21日 マレーシア セパン発】
イタリアのラグジュアリー・スポーツカー・メーカーであるアウトモビリ・ランボルギーニと伝説のスイス高級時計メーカー、ブランパンが共催するランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・アジアシリーズ。その優勝を賭けた最後の戦いが、セパン国際サーキットで開催されました。
アジアのドライバーにはおなじみとなったセパン国際サーキットでは、多くのサプライズが待ち受けていました。併せて同トラックでおこなわれる2014年ワールド・ファイナルでもヨーロッパ人ドライバーたちと競い合うということは、アジア人ドライバーたちにとって1日に2戦もの激しいレースを戦わねばならないことを意味します。短時間の雷雨によるレース開始遅延とトラックのコンディションの変化が、スーパートロフェオ・アジアシリーズの第6戦にして最終ラウンドである本戦の優勝を争うドライバーたちにさらなるプレッシャーを与えます。
21日の第1レースでは、ジェントルマンドライバー数名による印象的なパフォーマンスが見られました。ポールポジション7でスタートした落合俊之(#212)は集団の中で順調に順位を上げ、最終的には上位3位に入りました。一方、落合と同じ単独アマチュアレーサーのAndrea Garbagnati(#206)は、レース終盤に意表を突く猛追を見せて表彰台を飾り、レースをさらに盛り上げました。なお、中国人に人気のMax WiserとJiang Xin のペア(#209)が12周直後に順位を落とし、表彰台を逃すという番狂わせもありました。
プロアマクラスの第1レースで1位となったのは、竹内宏典と影山正美のペア(#211)。同じ日本人の落合(#212)は、アマクラスで1位を獲得しています。
午後の第2レースは、黄色のフラッグを掲げたペースカーが濡れたトラックを序盤2周にわたって先導し、その後ろを、水しぶきをあげながらレース車が続くという慎重な幕開けとなりました。3周目にペースカーがトラックから退場すると、ドライバーたちもスピードを上げ始めます。Yaptonaga / BarriチームのGiacomo Barri (#263)は、勢いよくスタートした後しばらく1位と2位の間を行き来していましたが、12周目で後れを取り、以後再び上位に返り咲くことはありませんでした。
同レースで最も安定した走りを見せたのは、内田康之と藤井誠暢の日本人ペア(#223)。レースの大半において上位2位圏内を死守するも、驚異的な追い上げを見せた落合(#212)をはじめとするレーサー2人に辛くも最終周で順位を譲り、栄光の座から転落します。
しかし、同レースの後半を支配したのは、大人気のMax WiserとJiang Xinのペア (#209)でした。同ペアは、12周で先頭となった後もトップを守り抜き、そのままゴールします。 スーパートロフェオ・アジアシリーズ上海戦での優勝に続く同レースでの勝利にも勢いを得たMax WiserとJiang Xinのペアは、ワールド・ファイナル優勝最有力候補と目され、本日の第2レース後に表彰台トップを飾った本人たちもファイナルの表彰台登壇を確信しているようでした。
本日第2レースのプロアマクラスはMax WiserとJiang Xin(#209)の圧倒的な勝利に終わり、アマクラスでも落合(#212)が他を寄せ付けない強さで優勝しました。
本年度のランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・アジアシリーズを通じてジェントルマンドライバーたちが示したのは、過酷なレース環境下で競い合うことを可能にする高い情熱と優れたスキルでした。ランボルギーニのワンメイクシリーズは、ある男性の車づくりへの情熱が、後にレース仕様車にも匹敵する程の優れた技術力とパワーを備えたラグジュアリー・スーパー・スポーツカーを誕生させることとなったという事実の証しとも言うべきレースです。
来年のスーパートロフェオ・アジアシリーズでは、厳しいトラックでの使用を想定してデザインされたランボルギーニの次世代スーパー・スポーツカー、ウラカン LP 620-2スーパートロフェオを公式レース車両に迎えます。
レース結果 ― 第1レース
PRO-AM クラス
#211 竹内浩典/影山正美
#223 内田康之/藤井誠暢
#269 Zen Low Suan Chuan / Afiq Yazid
AM クラス
#212 落合俊之
#206 Andrea Garbagnati
#296 Michael Chua
レース結果 ― 第2レース
PRO-AM クラス
#209 Max Wiser / Jiang Xin
#211 竹内宏典/影山正美
#224 Dilantha Malagamuwa/浦田健
AM クラス
#212 落合俊之
#296 Michael Chua
#205 Manabu Hayashi /水谷 晃
ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・アジアシリーズ
5月10日〜11日 マレーシア/セパン
6月7日〜8日 インドネシア/セントゥール
8月30日〜31日 日本/富士
9月20日〜21日 中国/珠海
10月18日〜19日 中国/上海
11月21日〜22日 マレーシア/セパン
ワールド・ファイナル
11月21日〜23日 マレーシア/セパン
ランボルギーニのレース活動に関する最新情報は、以下の公式ウェブサイト(スクアドラ・コルセ部門)をご覧ください。
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