18日、ランボルギーニとスイスの高級時計メーカー、ブランパンが共催するランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・アジアシリーズが上海インターナショナル・サーキットで開催され、会場は歓迎ムードに包まれた。

 この日は、アウトモビリ・ランボルギーニ代表兼CEOのステファン・ヴィンケルマンを筆頭に、ランボルギーニの取締役全員がサーキットに顔を揃え、会場の雰囲気をさらに盛り上げるとともに、スーパートロフェオの開催地である上海、そして中国市場全体を重要視する姿勢を示した。

 またパドックエリアでは、ウラカンLP620-2 スーパートロフェオのアジア初となる展示が行われた。スーパートロフェオ・シリーズ専用にデザインされたこのマシンは、ランボルギーニの技術を集結したマシンとなっている。

 上海インターナショナル・サーキットのレイアウトは、今季これまでの開催地とは大きく異なり、ロングストレートと鋭角のコーナーを最大限に活用する必要がある。

 ドライバーたちは序盤から戦略的なレース展開を見せ、上位勢のポジションは動かないまま、各自チャンスを窺っていく。ただ、15周目に入ると戦局が一気に変化。マレーシアのチームから参戦するZen/Afiqのペア(#69)は首位を奪われる形となり、最終的には4位でゴールしている。

 レースでは、ふたつの大きな番狂わせが起こった。ひとつは、Andrea Garbagnati (#6)が今季スーパートロフェオで上位3位以内に初入賞したこと。そしてもうひとつは、チャンピオンのWiser/Jiang(#9)がスタートからわずか2周目にしてリタイアを余儀なくされ、上位から姿を消したことだ。

 なお、今回のスーパートロフェオ上海戦は、フォルクスワーゲングループ・チャイナのブランドが主催する毎年恒例のレースシリーズ、第3回スポーツカー・チャンピオン・フェスティバル(SCCF)と併せて開催された。

レース結果 – 第1レース
総合(PROクラス)
#11 竹内浩典
#24 Dilantha Malagamuwa / 浦田健
#6 Andrea Garbagnati

PRO-AM クラス
#24 Dilantha Malagamuwa / 浦田健
#6 Andrea Garbagnati
#69 Zen Low Suan Chuan / Afiq Yazid

AMクラス
#6 Andrea Garbagnati
#12 落合俊之
#23 内田康之

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