スーパー耐久シリーズを運営するスーパー耐久機構(S.T.O)は6日、2015年のシリーズエントリーを発表した。総勢50台のエントリーが記載され、今年も賑わいをみせることになりそうだ。

 1990年にスタートしたN1耐久をルーツにもち、スーパースポーツであるFIA-GT3カーから、ヴィッツやフィット等コンパクトカーが参戦するカテゴリーとして、多くのエントリーを集めるスーパー耐久。車種バラエティも豊かで、ドライバーもプロからジェントルマンドライバーまで幅広い層が集まる。

 そんなスーパー耐久の年間エントリーが発表された。今季も豊富なラインナップが揃い、注目の車種も多く見られている。

■ST-X
 GT3カーで争われる最高峰クラス、ST-Xは8台がエントリーした。昨年のチャンピオンチームであるGTNET MOTOR SPORTSは星野一樹の名が記載されているが、青木孝行はTEAM MACH with MAKERS RACINGへ。代わってGAMISANがチームに加わった。

 車種バラエティとしては、ニッサンGT-RニスモGT3が3台。BMW Z4 GT3が2台、メルセデスベンツSLS AMG GT3が2台、ポルシェ911 GT3Rが1台となっている。TEAM MACH with MAKERS RACINGやNAR、密山祥吾率いるAdenauなど、新規参戦も多くみられている。なお、昨年はインタープロトやBMW Z4等が参戦していたST-1はついに1台もエントリーがなくなった。

■ST-2/ST-3
 今季もミツビシ・ランサー・エボリューションとスバルWRX STIで争われるST-2は6台がエントリー。昨年はスポットだったHASEPRO RACINGが年間エントリーとなっている。今季もTOWAINTEC、シンリョウ、RSオガワあたりがシリーズの中心となりそうだ。

 ST-3クラスは9台がエントリーした。岡部自動車が3台を揃え、ニッサン・フェアレディZ勢が5台となっているが、レクサス勢が3台となっている。車種もIS350が2台に加え、新たにRC350が登場する。また、このクラスにはスーパーGTでおなじみのサード、スーパーフォーミュラから転向するル・ボーセが参戦する。

■ST-4/ST-5
 ST-4クラスは、昨年に続き20台もの大量エントリーを集めている。車種バラエティも豊富で、トヨタ86/スバルBRZやホンダS2000等多くの車種が揃う。昨年に続きエントリーしているトヨタ・ヴィッツGRMNターボやG-Tech Sportster GT/R、アバルト695アセット・コルセ等のコンパクト車も注目と言えるだろう。

 ST-5クラスは既報のとおり、BRP★J'S RACINGが2台のフィット3を投入するほか、ホンダ・フィット・ハイブリッド、マツダ・デミオのディーゼルターボ等気になる名前もある。

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