岡山国際サーキットと富士スピードウェイでそれぞれ行われていたスーパーGTのテストは、2日目は雨模様となり、各陣営ウエットの中で走行をこなすことになった。
スーパーGT開幕まで1カ月を切り、各陣営テストの動きが活発になっている中、3月8日から岡山国際サーキットではGT500クラスのニッサンGT-Rが4台、ミシュラン装着のDENSO KOBELCO SC430、ヨコハマ装着のWedsSport ADVAN SC430が参加。GT300クラスではGSR初音ミクBMW、マッハGoGoGo車検Ferrari458、SUBARU BRZ R&D SPORT、タイサンの911号車ポルシェ911 GT3R、ARTA Garaiya、HANKOOK PORSCHE、triple a Vantage GT2が参加している。
一方の富士スピードウェイでは、レクサス陣営のENEOS SUSTINA SC430、KeePer Kraft SC430、ZENT CERUMO SC430の3台、ホンダ陣営のARTA HSV-010、KEIHIN HSV-010、ウイダーHSV-010、EPSON HSV-010、RAYBRIG HSV-010という5台が参加。どちらも2日間の日程でテストに臨んでいた。
しかし、どちらのサーキットもこの日は雨模様。岡山では午前の走り出しではウエットだったものの雨量はそこまで多くなく、ウエットタイヤのテストとしてもあまり良い条件ではないなど、天候に恵まれないことに。
そんな中、岡山ではニッサンGT-RがこれまでのGT500マシンには見られなかった斬新な空力パーツをテストしたほか、富士ではHSV-010が新しいリヤエンドをテスト。来週末の合同テスト、そして開幕に向け、GT500勢では本番仕様のエアロパーツが登場してきている。
