スーパーGT第3戦富士は決勝日を迎え、朝のフリー走行が行われた。このセッションでトップタイムをマークしたのはPETRONAS TOM'S SC430。ARTA NSX、ENEOS SC430と続く結果となった。
朝からファンがスタンドを埋めたこの日の富士スピードウェイ。午前8時45分にスタートしたフリー走行では、各車決勝の戦略を確認するべく走行を開始した。数周のうちに上位陣のタイムはほぼ固まり、GT500クラスは1分36秒台から37秒台というタイムをマークする。
序盤はトップが激しく入れ替わったが、10分を経過する頃にはPETRONAS TOM'S SC430がトップに。ARTA NSX、MOTUL AUTECH GT-Rと続くオーダーになる。終盤、JIMGAINER ADVAN F360やEPSON NSXがスピン、接触を喫するなど荒れ始めるが、大きなクラッシュなどはなし。チェッカー間際にはENEOS SC430が3番手に浮上し、そのままセッション終了となった。
GT300クラスはプリヴェ アップル 紫電がトップタイム。チェッカー間際にタイムアップしたダイシン アドバン Ferrariが2番手となった。3番手はARTA Garaiya、triple aガイヤルドRG-3が4番手につけている。また、GT300クラス予選5番手のM7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7がセッション中にヘアピン進入でトラブルによりストップしてしまっている。