スーパーGT第8戦オートポリスは予選日を迎え、朝の練習走行が行われた。GT500クラスではENEOS SC430がトップタイムをマークし、PETRONAS TOM'S SC430、IMPULカルソニックGT-Rと続いた。GT300クラスはARTA Garaiyaがトップタイムをマークしている。
スーパーGTの2009年シーズンも残り2戦。舞台は九州オートポリスに移り、午前9時5分から1時間45分の公式練習がスタートした。この日のオートポリスは太陽が出ているものの雲が多く、公式練習スタート直前から雨がパラつきウエット宣言が出されたが、路面を濡らすほどではなく、各車スリックでの走行を開始した。
序盤から好調ぶりをみせてきたのはENEOS SC430。次いでIMPULカルソニックGT-R、ZENT CERUMO SC430と続く展開。GT300クラスはARTA Garaiyaがトップに浮上、M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7が続いた。なお、土曜日朝の時点で当初のエントリーリストからRAYBRIG NSXの第2ドライバーが細川慎弥から松浦孝亮に、初音ミク Studie GLAD BMW Z4の第1ドライバーが菊地靖から番場琢に変更となっている。
開始30分ごろにはいったん陽が差し、爽やかな天候となったサーキットだが、開始から1時間が経過する頃になると一転厚い雲が垂れ込めるように。風も強く、肌寒い中での走行となった。序盤から両クラスともトップ3の顔ぶれは変わらず、各陣営淡々と予選に向けセットアップを進めている。
中盤、タイトルを争うPETRONAS TOM'S SC430が2番手に浮上、ARTA NSXも5番手に浮上する。ランキング首位のMOTUL AUTECH GT-Rは7番手。GT300クラスもランキング上位のマシンが10番手以内につけてきている。
終盤、多くのマシンがドライバーを代えセッションに臨むが、オーダーはほとんど変更がないまま終了した。ENEOS SC430トップ、PETRONAS TOM'S SC430、IMPULカルソニックGT-Rと続いている。GT300クラスはARTA Garaiya、JIMGAINER ADVAN F430、M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7というトップ3でセッションを終えた。