ケータハムのドライバー候補に、ウイリアムズのシートを失ったブルーノ・セナが浮上している。
今シーズン、ウイリアムズをドライブしたセナは、20戦中、半分の10戦で入賞を果たしっっtるが、最高位はマレーシアの6位と、初優勝を記録したチームメイトのパストール・マルドナドの影に隠れるかたちとなった。
しかし、故アイルトン・セナの甥であるセナは、チームに約1,400万ドル(約11億5,000万円)ものスポンサーマネーをもたらしていたといわれており、財政的に苦しむチームにとっては依然として魅力的なドライバーであることも事実だ。
ケータハムは、すでに来シーズンのドライバーとして、今季マルシャをドライブしたシャルル・ピックと契約しているが、ふたり目のドライバーについてはまだ発表していない。
最終戦でコンストラクターズ10位に滑り込み、なんとか分配金は確保したケータハムだが、有力なスポンサーをもたないヘイキ・コバライネンを引き続き起用する余裕はないとみられ、10位獲得に貢献したビタリー・ペトロフも資金の確保に難航しているという。
「近いうちに将来の計画を明かす」と語っていたセナは、現在リザーブドライバーのギド・バン・デル・ガルデとセカンドシートを争っているとみられている。