ブルーノ・セナは、今年後半にロータス・ルノーGPでグランプリに出場したことによって自分の評価は上がったため、来年のシートは失ったが、自分の立場は悪くはないと語った。
セナは今年8戦に出場、予選トップ10に4回入り、入賞も果たし、ポテンシャルを見せたが、毎戦安定していいパフォーマンスを発揮することはできなかった。
ロータス・ルノーGP(来年ロータス)は、キミ・ライコネンとロメイン・グロージャンを来年のラインナップとして決定し、セナはレースシートを失った。しかし彼は今年レースに8戦出場したことは自分にとってプラスになったと述べた。
「F1における僕に対する注目度がかなり高まった」とセナ。
「(今年出場する)前は2010年のイメージのままだった。だから素晴らしい機会だったと思っている」
「僕のキャリアは向上し、かつてないほど注目度が高まった。だから、シートは失ったけれど、以前よりいい立場にいるということだ」
「もちろんここに残れないことにがっかりした。このチームには大きなポテンシャルがあるからね。でも特に驚きはしなかったよ。シートを必ず確保できるとは限らないと分かっていたから、すでに他の選択肢も探していた」
セナは今、空きシートを持つウイリアムズと交渉しているものとみられている。