BMWザウバーのトップ、マリオ・タイセンはチームが新しい体制の下で2010シーズンへの14番目のF1チームとしての参加を目指しているが、時間も徐々になくなりつつあることを心配している。
BWMとしての最終戦を迎えたアブダビGPでタイセンは、ヒンウィルのファクトリーではこれまで通りの作業が行われていると語っている。現状では、チームは10年のグリッドに並べるかどうかの保証も、そしてタイセン自身もカドバックのオーナーシップ下でチームに残るかもわからない。
「見えないところではいろいろと動いているし、進歩もしている。しかし、一番の問題はグリッドの上にあるということだ。まだ決定はされていないし、私からはこれ以上は言えない。
明確なデッドラインは設定されてない。だが、時間とともに状況が難しくなっているのは確かだ。ドライバー、そしてスポンサーと契約ができるのはグリッド上に場所があるときだけだから」