9日、スイスの高級時計ブランドであるタグ・ホイヤーは、『ジャパン・モーターレーシング・ホール・オブ・フェイム』の2013年度の受賞者として、高橋国光チーム国光総監督をはじめ4人を発表した。

 このジャパン・モーターレーシング・ホール・オブ・フェイムは、自動車およびモータースポーツに貢献した功労者に然るべきスポットライトが当たる場所を作り、自動車業界の各分野で活動を志す次世代に向け、歴代の偉人たちが築き上げてきた自動車文化を繋げたいという夢とともに発足したタグ・ホイヤーのプロジェクト。タグ・ホイヤーはF1マクラーレンのジェンソン・バトン、セルジオ・ペレスをはじめ、アンドレ・ロッテラーやセバスチャン・オジエ等、世界中のモータースポーツで活躍する選手をアンバサダーとして加えている。

 第1回となった2011年には、工業デザイナーでKEN OKUYAMA DESIGNの代表を務める奥山清行氏、KONDO RACING代表の近藤真彦氏、GQ Japan編集長の鈴木正文氏に授与。昨年の第2回では、タレントの堺正章氏、トヨタ・チーム・トムスの関谷正徳監督、日産自動車常務執行役員/チーフクリエイティブオフィサーの中村史郎氏、そしてNGK日本特殊陶業株式会社に授与された。

 第3回となる今回は、第1回と第2回の受賞者を迎えて委員会を発足。MHDモエ・ヘネシー・ディアジオ株式会社のジェイムズ・ペイトン社長、タグ・ホイヤー・ジャパンのアントワーヌ・パン ジェネラルマネージャーも加わり選考会を実施し、13年度の受賞者が決定した。

 今回の受賞者は4名で、レーシングレジェンド部門として、国内外で多くの栄光を獲得してきた高橋国光総監督が、モーターレーシング・ワールド部門として、過去に衆議院議員を務め、モータースポーツの発展に寄与、袖ヶ浦フォレストレースウェイをオープンさせた中村正三郎氏の受賞が決まった。

 また、自動車文化人部門として、俳優としてさまざまな映画やドラマに出演、自ら国内A級ライセンスを取得しており、さまざまな自動車イベントに参加している唐沢寿明氏が、デザイナー部門としてオペルのデザイナーとして活躍、日本人カーデザイナーのパイオニアというべき活躍をしてきた児玉英雄氏の受賞が決まった。

 この授賞式は、10月9日に都内で開催される予定だ。

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