9日、東京・六本木にあるザ・リッツ・カールトン東京で、スイスの高級時計ブランドであるタグ・ホイヤーが『ジャパン・モーターレーシング・ホール・オブ・フェイム』の授与式を開催。プレゼンターとして週末にF1日本グランプリを控えるジェンソン・バトンも登場。イベントに華を添えた。

 このジャパン・モーターレーシング・ホール・オブ・フェイムは、自動車およびモータースポーツに貢献した功労者に然るべきスポットライトが当たる場所を作り、自動車業界の各分野で活動を志す次世代に向け、歴代の偉人たちが築き上げてきた自動車文化を繋げたいという夢とともに発足したタグ・ホイヤーのプロジェクト。

 第3回となる今回は、第1回と第2回の受賞者を迎えて委員会を発足。MHDモエ・ヘネシー・ディアジオ株式会社のジェイムズ・ペイトン社長、タグ・ホイヤー・ジャパンのアントワーヌ・パン ジェネラルマネージャーも加わり選考会を実施し、7月に受賞者が決定していた。

 9日に行われた授与式は、第2回に受賞した堺正章さんら多くの著名人が詰めかけ、実にセレブリティな雰囲気の中開催。各部門の受賞者に対し、ひとりずつプレゼンターが登場したが、文化人部門として受賞した唐沢寿明さんのプレゼンターとして登場したのは、F1日本GPを控え来日中のジェンソン・バトンだった。

 ブラックでまとめたスーツを着こなし登場したバトンは、週末に向けて意気込みを語り、クルマの素晴らしさをスピーチ。そして登場した唐沢さんに記念の楯と、タグ・ホイヤー・カレラの富士スピードウェイ限定モデルを手渡した。

 また、レーシングレジェンド部門として、国内外で多くの栄光を獲得してきた高橋国光チーム総監督が登場。こちらはWEC第6戦富士を控えるアンドレ・ロッテラーがプレゼンターを務めることに。モーターレーシング・ワールド部門として過去に衆議院議員を務め、モータースポーツの発展に寄与、袖ヶ浦フォレストレースウェイをオープンさせた中村正三郎氏、デザイナー部門として日本人カーデザイナーのパイオニアというべき活躍をしてきた児玉英雄氏にもそれぞれ賞が授与された。

 さらに、ヤングホープ部門として、今週末のF1日本GPでザウバーのリザーブドライバーに決定した佐藤公哉が登場。こちらのプレゼンターには、同じく期待の若手である平川亮が登場し、国内外で活躍する若手の2ショットが実現した。

 パーティには多くのクルマ好きが集い、受賞者を祝いながらクルマについて語り合い、“タグ・ホイヤーとモータースポーツ”を印象づける一夜となった。

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