2010ダカールラリーは15日、サン・ラファエルからサンタ・ローサまでのステージ13が行われ、ステファン・ペテランセル(BMW X3 CC)がステージウインを獲得した。
ダカールは残り2日、SS距離368kmのステージを制したのはBMWを駆るペテランセルだ。しかしラリーの注目は総合首位を走るカルロス・サインツ(フォルクスワーゲン・レーストゥアレグ)と同2番手のナッサー・アル-アティヤー(フォルクスワーゲン・レーストゥアレグ)のバトル。スタートしてすぐの砂丘区間でサインツはアル-アティヤーの猛追から先行を許すと、その後も砂煙と埃でタイムを稼げずステージ4位でフィニッシュすることに。一方のアル-アティヤーはステージ2位を奪い、総合での両者の差は前日の5分20秒から一気に2分48秒まで縮まることとなった。
「最初の砂丘区間は我々のものだった。その後、彼に追いついて抜こうとしたがカルロスはスペースを空けてくれなかった。だから警告のためにセンチネルを鳴らしたのに彼は応じなかったんだ。危険を犯してのオーバーテイクを余儀なくされてしまった」とアル-アティヤーは語っている。
「明日はどんなことでも可能だと思っている。フィニッシュの瞬間まで、できるすべてのことをやるつもりだ」
BMW勢はこの日最速となったペテランセルに続き、ステージ11でトップタイムをマークしたグワラン・チチェーリ(BMW X3 CC)が3番手につけた。
総合ではサインツ、アル-アティヤーの後ろにマーク・ミラー(首位との差:31分48秒)と続きフォルクスワーゲン勢のトップ3は変わらず。4番手ペテランセル、5番手チチェーリの順となっている。
チーム・ランドクルーザー・トヨタオートボデーの三橋淳は市販車部門トップで総合順位は17位のまま明日の競技最終日を迎える。
2010年ダカールラリーはいよいよ残り1日、サインツとアル-アティヤーの優勝をかけたバトルの行方に注目が集まる。
●ダカールラリー ステージ13の模様(www.dakar.com)
