2010ダカールラリーは6日、コピアポからアントファーガスタまでのステージ5が行われ、マーク・ミラー(フォルクスワーゲン・レーストゥアレグ)がステージウィンを獲得。これまで総合トップに立っていたステファン・ペテランセル(BMW X3 CC)がトラブルで後退したため、カルロス・サインツ(フォルクスワーゲン・レーストゥアレグ)が首位に浮上した。
5日からチリに入り、この日はコピアポを起点とする山側のルートで争われた。砂に加えてゴツゴツとした岩があるため、モトでは転倒やパンクなども多発した。そんな中、前日までトップを快走していたペテランセルにまさかのトラブル発生。プロペラシャフトが折れるアクシデントにより、砂漠の真ん中で立ち往生。7分のリードをはき出してしまった。
「チームはとてもガッカリしている」とXレイドラリーチームのディレクターであるスヴェン・クワント。「ステファンは素晴らしいドライブをみせてくれていた。折れたのは昨日交換したシャフトだったが、それが120km走っただけで折れてしまった。このステージを二輪駆動で走るのは困難で、到着に時間がかかってしまった」
このペテランセルの後退により、それまで2番手だったサインツがいよいよ首位浮上。マーク・ミラーがステージウィンを飾り総合3番手につけ、総合2番手に浮上したナッサー・アル-アティヤーとともにフォルクスワーゲン勢がついにトップ3を独占することとなった。
「今日は難しいステージだったけど、レーストゥアレグは時計仕掛けのように正確に走ってくれた。残念なことにステージの終了直前に右のリヤタイヤを石にヒットして破損してしまったけどね。今日はステージ2番手につけられた上に、総合でリードを奪うことができた。だから余計に喜んでいるよ」とサインツ。
4番手には前日のステージウィンを獲得したロビー・ゴードンのハマーがつけた。カルロス・スーザが駆る三菱レーシングランサーがジワジワと順位を上げ、総合で5番手につけている。
●ダカールラリー ステージ5の模様(www.dakar.com)
