9月16日から18日にかけてツインリンクもてぎで行われるIZODインディカー・シリーズ第15戦インディジャパン・ザ・ファイナルまで1週間となっているが、シリーズの人気ドライバーのひとり、ダニカ・パトリックが福島第一原発の放射能に関して、再度懸念の声を上げている。
ダニカは、来週に迫った日本への遠征を心配しながらも、現在のところインディジャパン出場の姿勢を動かしてはいない。しかし、MotoGP界でケイシー・ストーナーやバレンティーノ・ロッシが語るのと同様、放射能汚染に関する懸念を述べた。
NASCARネイションワイド・シリーズのためにリッチモンドを訪れているダニカは、自身がいかに予防策を講じ、インディカー・シリーズがその責任を負うとしても、ダニカ本人はもてぎに向かう恐れを隠そうとしないという。
「素晴らしいとは言えないわ。みんな体調をおかしくしたりしたくないもの。心配してるのよ」とダニカ。
「MotoGPのみんなはすごく日本に行くことについて大きく騒いでいるし、実際レースは遅れてる。来週私たちは行くことになるけど、すでに調査はなされていて、比較的安全だとは聞いてる。以前と比較してどうなのかは分からないけど、放射線のレベルは大丈夫だと聞いてるの」
「でも、正直言って食べ物の方が心配。牛肉は食べてはいけないと言われたし、おそらく野菜も果物もダメね。どこかで、福島のキノコから高い放射性物質が検出されたと読んだわ」とダニカは日本の食物から検出される放射性物質について心配する。
「それに、毎週のように地震が起きている。先月も大きな地震が二度起きていると聞くわ。インディカー・シリーズには、緊急時の脱出計画もあると聞いているの。考えただけでも恐ろしいわ」
しかしダニカは、かつて自身が初優勝を飾った思い出の地であるツインリンクもてぎで、レースを戦う決意は揺らいではいないようだ。
「私はレーシングドライバー。私は戦うべき場所で、素晴らしいレースを見せる必要があるの」
