2013年にマルシャからF1デビューを果たすことが決まったマックス・チルトンは、F1レギュラードライバーになることができて言葉にできないほど嬉しいと語った。
チルトンは、マルシャ・カーリンGP2チームで走るとともに、今年の日本GPからはF1チームのリザーブドライバーを務め、アブダビでは金曜フリープラクティスで走行している。
「今日、2013年にマルシャF1チームでレースをすることが発表された。今の気持ちは言葉にならないよ」と契約発表に際してチルトンはコメントした。
「今年は素晴らしい一年を過ごしてきたが、その最後にこういう出来事が起きた。GP2でポールポジションと優勝を獲得し、F1若手ドライバーテストやアブダビのFP1で力を見せ、そういった前進によって、僕にはモータースポーツ最高峰で戦う能力があると、皆に確信させることができた」
「マルシャF1チームのリザーブドライバーとしてこの6カ月を過ごすことができてとても幸運だった。そのおかげで来年いちからスタートするのではなく、すでにスタッフやカルチャー、システム、そしてもちろん2012年のパッケージに慣れた状態でスタートすることができる」
「僕は日本GP以降、チーム全員が最終戦まで、成功を求めて強い決意の下に信じられないほど努力しているのをそばで見てきた。彼らと共にF1キャリアをスタートさせることができてとても幸運だと感じている」
「数週間後にはプレシーズンテストが始まる。これからは、トレーニングを続けると同時に、F1デビューシーズンで乗ることになるクルマの開発を手助けするためにテクニカルチームとできるだけ多くの時間を過ごすつもりだよ」