FIA国際控訴裁判所は、ブラウンGP、トヨタ、ウイリアムズが開幕2戦で使用したディフューザーは合法であるという裁定を下した。
このダブルデッカーシステムは、不正なアドバンテージを得るものであるとして、フェラーリ、レッドブル、ルノー、BMWが抗議、これがレーススチュワードに却下され、控訴が提出された。関連チームおよびマクラーレンが出席の下、14日に控訴裁判所によるヒアリングが行われた結果、問題のディフューザーは合法であるとの裁定が発表された。
FIAの声明は以下のとおり。
「FIA国際控訴裁判所は、2009年オーストラリアグランプリと2009年F1世界選手権に関し、3月26日にスチュワード団が下したナンバー16から24の決定に対して提出された控訴を棄却することを決定した」
「議論を聞き、提出証拠を検討した結果、当裁判所は問題のマシンは適用すべき規則に合致しているというスチュワードの判断は正しいという結論に達した」
「この決定の根拠については、改めて発表する」
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ディフューザーは合法との裁定。FIA、控訴を棄却
