2011年F1韓国GPの金曜プラクティスで、フォース・インディアのエイドリアン・スーティルは1回目4位/2回目12位、ポール・ディ・レスタは1回目3位/2回目10位だった。
■フォース・インディア・フォーミュラ・ワン・チーム
エイドリアン・スーティル フリー走行1=4位/2=12位
コースは一日中濡れていて、フルウエットとインターミディエイトでずっとウエット走行をすることしかできなかった。午後には小雨になったけれど、このコースは乾くのにものすごく時間がかかる。そのため路面状態がよくなるのを待って走り続けたが、ついに路面はよくならなかった。午後のセッションでもラップタイムはあまりよくならず、路面が改善されなかった。セッション終盤に1周スーパーソフトで走ってみたけれど、路面はまだ十分よくなっていなかったから、すぐにピットに戻った。一日を終える段階でのセッティングはドライセッティングに比較的近いものだから、明日に向けていいベースを築けたと思う。
ポール・ディ・レスタ フリー走行1=3位/2=10位
今日、このサーキットを初めて経験した。ウエットコンディションになったが、その状況の中で最善を尽くさなければならなかった。コースを学ぶのに理想的な状況ではなかったけれど、チームができるだけ多くの周回を走らせてくれたので、徐々に自信を高めていけた。午前中には路面がとても濡れていて、少しアクアプレーニングを起こした。ターン7から8が特にひどく、そこではマシンがすごくスライドした。午後にインターミディエイトを履いた時、マシンのフィーリングは問題なかった。最後の30分にはラインが乾いてきたが、路面はまだとても滑りやすかった。セッションの終わりに、他の数台とともに、僕らもスーパーソフトでコースに出てみた。でもタイヤの温度を保つのがとても難しく、多くのことは学べなかった。明日は天候がよくなるようだから、最後のプラクティスでたくさんの作業に取り組み、ドライタイヤを理解し、予選に向けて調子を上げられるよう頑張る。