アンソニー・デイビッドソンが、もしフェラーリがフェリペ・マッサの代役の座からルカ・バドエルを降ろすことを考えるなら、自分を使ってくれるようフェラーリに申し入れるつもりだと述べた。
マッサの代わりにヨーロッパGPで約10年ぶりのF1復帰を果たしたバドエルは、予選で最下位、決勝で17位フィニッシュ、さらに記録となる4回のピットの速度制限違反を犯すなど、さんざんな結果に終わった。
フェラーリは2週連続開催となる今週末のベルギーGPでもバドエルを起用することを明らかにしているが、その後のことはまだはっきりしておらず、当初乗るはずだったミハエル・シューマッハーも今季中のカムバックはないだろうと述べている。
そんな中、来季F1復帰を目指すデイビッドソンが、マッサの代役に名乗りを上げた。
「今週にもフェラーリと個人的に話をして、自分を売り込むつもりだ」とデイビッドソンはデイリー・テレグラフに対してコメントした。
「マシンにはその力があるというのに、ルカは入賞に全く近づけなかった。僕は準備ができているし、僕の方がうまくやれると思う。別に思い上がっているわけじゃなく、思っていることを言っているだけだ。僕には、F1でチャンスをつかむために必要な経験がある。フェラーリでチャンスをつかんだっていいよね」