KYGNUS SUNOCO Team LeMans
JAF Grand Prix SUPER GT & SUPER FORMULA
FUJI SPRINT CUP 2013
#8 Team KYGNUS SUNOCO
レースレポート(速報)

開催日
予選:2013年11月23日(土)
決勝:2013年11月24日(日)
サーキット：富士スピードウェイ(1周4.563km)
決勝周回数：22周(100.386km)
ドライバー：ロイック・デュバル
順位　予選:2位 / 決勝:2位

■ロイック今年最後のレースを2位表彰台で締め括る!
2013年最後のレースであり又、現行のSF13車両で争われるレースもこれが最後となる
JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP。菅生優勝から2ヶ月、ロイック選手にとって久し振りのSUPER FORMULAレース。第3戦富士ではポール・ポジションを取っているだけに、今回は優勝に期待が懸かった。

予選(天気:晴れ/ コース:ドライ)
　予選はシリーズ戦にはない25分間のタイムトライアル方式、タイヤは2セット使用可能という方法で11時55分から開始された。

　ロイック選手はニュータイヤでコースイン。1分23秒492のタイムを出したところでピットイン。セッティングの微調整とニュータイヤへの交換を行い、残り6分となったところでコースイン、アタックを開始する。計測3周目に1分22秒810のタイムを出しこの時点で1位となりこのままポール・ポジション獲得かと思われたが、終了間際に39号車が0.092秒縮めるタイムを出しロイック選手は2位となる。

　予選ではこの日のコースコンディションから、15台がこれまでのコースレコードを上回り又、1秒以内に14台が入る僅差の争いであった。1位39号車、3位38号車

決勝(天気:晴れ/ コース:ドライ)
　晩秋の快晴の中、決勝レースは22周で行われた。2番グリッドからスタートしたロイック選手は少し出遅れ、20号車に先行を許し1コーナーを3位で通過。しかし2周目の1コーナーで直ぐに抜き返し2位に戻るとトップ39号車を追い、2周目終了時1.4秒、3周目終了時1.1秒と徐々にその差を詰める。

　しかし8周目終了時に0.9秒差まで迫っていたロイック選手はその後、39号車よりペースが上がらず攻め立てることが難しい状態になってしまい、10周目には1.4秒差に戻ってしまう。その後は39号車との差が開かないよう粘り強く走行していたが、逆に3位を走行する20号車が毎周0.2秒のペースで背後に迫って来たためその対応に迫られる状況となった。

　その後はオーバーテイクシステムを使用し20号車を振り切りつつ、依然39号車を抜く機会を狙っていたが、この順位のままゴールし2位となる。1位39号車、3位20号車

ロイック・デュバル選手のコメント
菅生で優勝してから久し振りのレースでした。練習では少し慣れるのに時間が掛かりましたが、予選では感覚を取り戻しました。シリーズ戦の富士に続きポール・ポジションを狙ったのですが、残念ながら2位でした。
レースはちょっとスタートが上手く行かず1台に抜かれましたが直ぐに抜き返すことが出来ました。中盤からは後続車を抑えながらも粘り強くトップを追ったのですが、少し届かなかったです。今年は良いシーズンでした、念願の優勝もプレゼント出来ました。来年は2度目のチャンピオンを狙いたいですね、ありがとうございました。

土沼監督のコメント
ロイックは菅生で優勝、その後の世界耐久選手権ではチャンピオンを決めて富士に乗り込みました。予選は僅差の2位でしたが速さを見せてくれました。
レースはスタートを決められませんでしたが、直ぐに挽回するところは流石ですね。
また来年も一緒に戦ってチャンピオンを取りたいですね。