ペドロ・デ・ラ・ロサが、来季のレースシートを狙うにあたって、ピレリのテストドライバーの座は、決定的でないにしても少しは役に立つことを願っていると語った。また彼はヒスパニアと交渉を行っていることを認めた。
デ・ラ・ロサは、ザウバーを解雇された後、来季のF1タイヤサプライヤーであるピレリのテストドライバーに就任した。2011年にはレースドライバーに復帰したい考えのデ・ラ・ロサは、この経験は2011年のレギュラーシート獲得に決定的な役割を果たすことはないだろうが、助けにはなるはずだと語っている。
「決定的なファクターにはならないだろう。それのおかげでシートを獲得できるわけではない。ただ、シート獲得に近づける可能性はある」とデ・ラ・ロサがスペインのラジオOnda Ceroにコメントしたと、英autosport.comが伝えている。
また、デ・ラ・ロサは、HRTと交渉を行っていることを認めた。
「(チームオーナーの)ホセ・ラモン・カラバンテとコンタクトをとっている。我々はかなり話し合いを行い、彼らはプロジェクトの見通しについて教えてくれている」
「プロジェクトが興味深く、意欲的なものであれば、喜んで彼らの仲間になりたい。彼らもそれは分かっている。だが今のところ急いではいない」