フェラーリに開発ドライバーとして加入することが決定したペドロ・デ・ラ・ロサが、フェラーリのために働くことに大きな意気込みを感じていると語った。
昨年HRTでF1レースドライバーとして復帰したデ・ラ・ロサだが、HRTチームが活動を継続することができなくなり、シートを失った。
しかし2013年にデ・ラ・ロサは友人で同じスペイン出身のフェルナンド・アロンソが所属するフェラーリに開発ドライバーとして加入することが明らかになった。
41歳のデ・ラ・ロサはフェラーリでシミュレーションプログラムを行うことになる。
「フェラーリのようなチームで働くことに非常に大きなモチベーションを感じている」とデ・ラ・ロサ。
「フェラーリはF1や自動車全般の歴史を代表する存在であり、僕にとって完全に新しい、刺激的な経験になるだろう」
「できるだけ早く仕事を始めて、マシン開発の手助けをしたい。再びフェルナンドと組めること、フェリペ(・マッサ)と共に働けることを喜んでいる」
「(開幕戦)オーストラリアまでにはあまり時間がないが、やるべきことは多い。今すぐにでもチームのために働く準備はできている」
デ・ラ・ロサはF1に100戦以上に出場するなか、2006年ハンガリーGPではマクラーレンで2位を獲得している。また、長年マクラーレンでテストドライバーを務め、高い評価を得ている。