ケータハムF1は、17日、ヤルノ・トゥルーリの代わりにビタリー・ペトロフをレースドライバーとして起用することを発表した。
ペトロフは17日にチームのファクトリーでシート合わせを行い、21日からスタートするバルセロナテストでケータハムでの初走行を行うということだ。
トゥルーリはケータハムと今季の契約を結んでいたものの、ペトロフと交代させられるのではないかとのうわさが数週間前からささやかれていた。
ペトロフはルノー(今年のロータス)から2010年にF1デビューを果たし、今年の契約も有していたが、ロータスはキミ・ライコネンとロメイン・グロージャンを起用、ペトロフはシートを失っていた。
ヘイキ・コバライネンのチームメイトを務めることになったペトロフは、「自分と同じ年にデビューしたF1チームに加入することができ、感謝している」と述べている。
「(チームプリンシパルの)トニー(・フェルナンデス)をはじめチーム全員が前進し続けたいという強い情熱とスピリットを持ち合わせており、それがこちらにも伝わってくるほどだ。このようなチームに加入でき、2012年、そしてその先何シーズンにもわたり、チームがさまざまなチャレンジを乗り越えていくためのサポートをするという役割を果たせることを光栄に思っている」