チーム・ロータスのヤルノ・トゥルーリは、日本GPで旧ステアリングシステムに戻さざるをえなくなった。彼はシーズン前半にパワステに不満を訴えていたが、新システムに変更してから満足感を表していた。
しかし新システムは鈴鹿サーキットを走る際にステアリングが受ける負荷に耐えられないため、旧型に戻すということだ。
「残念ながら、ここでは古いスペックのパワステを使わざるをえない。このパワステは気に入っていないんだが」とトゥルーリ。
「新しいパワステはコースから伝わる力に耐えきれないんだ」
「心配している。きちんと機能すると分かっているシステムを使った方が快適に走れただろう。改善するためにシステムを多少変更した。だが、テストしてみるまでは分からないので、慎重な見方をしている」
「新しいパワステを使えるようになってから、すべてが変わった。マシンを楽しんでドライブでき、いい走りができるようになった」
「セッティング作業もうまくやれるようになった。ハンガリー前のシステムではセッティングができなかった。新システムのおかげでシーズンがポジティブになったんだ」
