先週末に6度目のWRCタイトルを獲得したセバスチャン・ローブだが、もしF1最終戦アブダビGPにスポット参戦していたら、他のマシンより3、4秒遅かったかもしれないと、スクーデリア・トロロッソのチームプリンシパル、フランツ・トストは述べた。

 WRCのシーズン終了後に行われるアブダビGPでローブがF1にデビューするのではないかとの報道がなされ、実際にローブ本人もそれを希望していたが、FIAからスーパーライセンスが発行されず、この計画を断念することとなった。これはローブのスポンサーでもあるレッドブルの計画だったために、トロロッソとしては断れなかったと認めると共に、トストは、十分なテストもなくグランプリに出場するなどというのは「スポーツの面から見てほとんど意味のないこと」だったと述べた。

「もしレッドブルがそういったことをマーケティング上の理由で望んだなら、もちろん実現していただろう」とトストはドイツのアウト・モーター・ウント・シュポルト誌にコメントしている。
「(しかし)F1におけるコンペティションはいまだかつてないほど熾烈になっている。最悪の場合、ローブは3秒から4秒他より遅かったかもしれない」
「彼はクルマの走らせ方を知っている。そうでなければ6度もWRCチャンピオンにはなれないからね。しかし(F1では)最後の1秒が最も難しいのだ。それは(MotoGPのチャンピオンである)バレンティーノ・ロッシも十分分かっているはずだ」

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