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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.01.30 00:00
更新日: 2018.02.16 21:28

トヨタ、モータースポーツ体制を変更。集約化へ


 トヨタ自動車は30日に行われた2014年のモータースポーツ活動発表会の場で、今季からトヨタ自動車としてのモータースポーツ活動体制について強化を行ったと明らかにした。

 国内外で行うトヨタ全体のモータースポーツ活動については、これまで日本のトヨタ自動車モータースポーツ部が企画、開発、参戦、マーケティングを担う形でトヨタ・レーシング(13年活動はWEC、GT300、スーパーフォーミュラ等)、レクサス・レーシング(13年活動はGT500)の活動を行い、これに加えニュルブルクリンク24時間参戦や86/BRZ Race等“グラスルーツ”の活動を行うGAZOO Racingという体制が採られてきた。

 しかし、トヨタのモータースポーツ活動については、これまでヨーロッパの自動車メーカー等に比べてサーキットやモータースポーツを活用してのマーケティング力に欠けている部分が多く見られていた。例えば、TS030ハイブリッドで活動してきたWEC世界耐久選手権では、ル・マンでも富士でもコースサイドにはアウディやポルシェの看板ばかりで、トヨタのロゴはほとんど見ることができなかった。このあたりのモータースポーツを使ったプロモーション活動においては、他メーカーに対しトヨタは大いに苦戦していたと言える。