山科忠TMG会長兼チーム代表が、世界的な景気後退により、トヨタのF1参戦継続に“いくらか疑問”が呈されたものの、メインスポンサーのパナソニックのおかげで活動を続けることができたと明かした。

 山科会長は、読売新聞に対し次のようにコメントしたと伝えられている。
「我々は過去7年にわたってF1サーキットで戦ってきた。これによって我が社がより活性化され、製品の販売が促進されたと私は考えている」
「私は取締役会議で繰り返し、コストを大幅に削減しなければならないものの、撤退はすべきではないと主張した」
「当然のことながら、営業報告書の内容が芳しくなくなかった影響で、いくぶん疑問が呈された。しかしパナソニックが、彼らも同様に財政的にいくらか問題を抱えているにもかかわらず、我々との契約を更新する決断を下してくれたことを、私は非常に喜んでいる。我々の活動への彼らの理解が、レース活動継続を可能にしてくれた」
「F1幹部の組合(FOTA)が、フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモロのリーダーシップの下で設立され、全チームが支出を大幅に削減すべく非常に真剣に取り組んでいる」

 F1参戦8シーズン目に突入する今年、トヨタは優勝しなければならないとの発言が事あるごとになされているが、山科会長は再びその主張を繰り返した。彼は、今年のドライバーラインナップ、ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロック、そしてテストで好調なTF109をもってすれば、その目標は達成できるだろうと考えている。
「我々は勝たねばならない。木曜の最後のテストを見て、我々のチームにはグランプリタイトルを勝ち取る可能性があると確信している。昨年のベストパフォーマンスは2位フィニッシュだったが、その昨年よりもチームは確実によくなっている」

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