現地時間12日、NASCARドライバーのジェイソン・リフラーがアメリカ・ニュージャージー州ブリッジポート・スピードウェイで行われたスプリントカーレースでクラッシュし、命を落とした。
AP通信によれば、この日リフラーは、ハイバンクダートオーバルのブリッジポート・スピードウェイ5/8マイルトラックで行われたスプリントカーレース"Night of Wings"に出場、そのレース中に激しいクラッシュを喫したという。
AUTOWEEKに掲載された写真では、リフラーのマシンが原形をとどめないほど大破しており、クラッシュの大きさがうかがえる。この直後、彼はヘリコプターで近くの病院に搬送されたが、同日午後9時02分に亡くなった。
カリフォルニア州ロングビーチ出身のリフラーは、2011年までフル参戦していたNASCARネイションワイド・シリーズで通算2勝を挙げ、特に2007年は、その年(当時はブッシュシリーズ)デビューしたトヨタ・カムリに初勝利をもたらした。「“トヨタ カムリ”での歴史的な初勝利を飾ることが出来て本当に嬉しい。チームとトヨタには、感謝の言葉も見つからない」と、その当時語っていた。彼は、NASCAR通算で423レースに出場したほか、インディカーでも3戦を戦い、2000年のインディ500では17位でフィニッシュしている。
NASCARはこの日の声明で、「今晩亡くなったジェイソン・リフラーとその家族に心からの哀悼を表する。彼はこのスポーツで10年以上にわたって強力なコンペティターだった。彼を失って非常に寂しい」とコメントを発表。また、インディアナポリス・モータースピードウェイCEOのJ.ダグラス・ボールズも公式声明で哀悼の意を表した。
37歳のリフラーは今年、グラスルーツレースに戻ることを表明していたが、先週ペンシルバニア州のポコノ・レースウェイで行われたNASCAR最高峰シリーズのスプリントカップにスポットで復帰、トランスミッショントラブルに見舞われ43位に終わったものの、元気な姿を見せていた。
彼には、今年幼稚園を卒業したばかりの息子がいるが、スプリントカップ王者のブラッド・ケゼロウスキーをはじめとする仲間のドライバーたちも、「息子さんのことを思うと、本当に悲しい」とコメントしている。
