イスタンブールパーク・サーキットが現在のF1開催契約を更新せず、来季はグランプリを行わないことになったとトルコのメディアが報じた。
トルコGPの契約は今季で切れるが、ロイターによると、主催者側とF1商業権所有者であるバーニー・エクレストンが金銭面で合意に達することができなかったと地元メディアが伝えたという。
Hurriyet dailyによると、エクレストンはレース開催のための料金を1,300万ドルから2,600万ドルに引き上げたが、政府はその価格に同意しなかったと、トルコGPを後援するイスタンブール商工会議所会頭であるムラト・ヤルシンタス氏が述べたということだ。
「F1、イスタンブールに別れを告げる」という見出しの記事をHaberturk紙が掲載している。
ヤルシンタス氏はTwitterにおいて次のようにコメントした。
「来年F1レースはイスタンブールで開催されない。料金が非常に高くなるため、(財務省が)支払いをしない見込みだ。それがレースが開催されない理由だ」
昨年のトルコGPは観客数が非常に少なかったものの、エクレストンは当時、トルコGPは長期的にF1カレンダーに残るだろうと述べていた。
第4戦として5月8日に開催される今年のグランプリが最後のトルコGPになるかもしれない。