ドイツの新聞『ディ・ヴェルト』によれば、イスタンブールで開催されてきたF1トルコGPは今季限りであり、来季はF1開催の権利を失うであろうと報じている。
『ディ・ヴェルト』は記事の中で、「日曜日にイスタンブールパークに向かうのを最後に、F1サーカスの一行がこの地を訪れることはなく、長旅を費やすことは無くなる。サーキットは遠すぎ、観客は数えるほどだ」
トルコGPは高速のターン8を中心にドライバーにも人気のサーキットではあるが、ここ数年は経済不況の影響もあり、観客数の大幅な減少が懸念されており、カレンダーから落ちるのではないかと言われていた。
しかし、今年の初頭にバーニー・エクレストンはトルコGPのカレンダー落ちについて「トルコは巨大な市場であり、彼らは努力して改善してくれるだろう」とこれを否定する発言をしている。