バルセロナにおいて最後のプレシーズンテストがスタートし、カルロス・サインツJr.が多数のアップデートがなされた新パッケージのトロロッソSTR10で走行を行った。

 バルセロナテスト2回目初日の26日、サインツJr.は途中ルノーのパワーユニットにトラブルが発生しマシンを止める場面もあったが、ハードおよびミディアムタイヤで86周を走行し、1分26秒962で7番手となった。

 テクニカルディレクターのジェイムズ・キーは、今回のテストにはこれまでのテストで使用していたSTR10とは全く異なる「完全に新しいマシン」を持ち込んでおり、これが開幕戦で走らせる仕様になると明かした。新STR10のフロントノーズはウイリアムズスタイルに変更され、他にもさまざまな新しいパーツが導入されている。

「ここに持ち込むマシンは今までのものとは大きく異なっているので、(セットアップを)いちからやり直す」とキー。

「ほぼ完全に新しいマシンと言っていい。空力、冷却、サスペンション、ノーズが新しくなっている。ウイリアムズ(のノーズ)と同じ方向性を採った。その方向性が正しいことは分かっていたのだが、このノーズの方が衝撃テストに関して技術的に難しいため、これまで暫定的に長いノーズを使っていた」

「こういった要素を含めて、これが真のレースカーだ。これまで走らせたものは空力面では数カ月前に作ったものだった」

 この日走ったサインツJr.は、すぐにマシンが改善したことを感じたと語っている。

「違いを感じた。とてもいい感触を持った」とサインツJr。
「素晴らしい仕事をしたファクトリーのスタッフたちを祝福したい。走り出してすぐに進歩を感じた。パッケージとしてより完成度が高まっている」

「ドライバーにとって第一印象は重要だと常々考えているが、今日プッシュしてみて感じた第一印象はとてもよかった」

「純全たるダウンフォースと全体的なグリップを備えたマシンで、バランスが向上している。コーナーでのバランスが一貫しているのはプラスになる」

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