トロロッソは、レッドブル傘下の若手ドライバー、ジャン-エリック・ベルニュを残り4戦中3戦の金曜フリープラクティスで走らせることを明らかにした。
ベルニュは2010年のイギリスF3チャンピオンであり、2011年にはフォーミュラ・ルノー3.5に参戦し、ランキング2位となっている。彼は今週末の韓国でグランプリの週末で初めて走行する。彼は金曜フリープラクティス1回目にハイミ・アルグエルスアリのマシンで走るということだ。
インドGPは今季初開催であるため、セバスチャン・ブエミとアルグエルスアリのレースドライバーふたりが走行時間をすべて活用して準備に当てるが、アブダビとブラジルの金曜にはベルニュが走行する予定となっている。
チームの発表によると、ダニエル・リカルドが金曜に走行していた際に最後にマシンを彼に譲ったのがブエミだったため、韓国ではアルグエルスアリがベルニュと交代するということだ。アブダビでは再びブエミがベルニュにシートを譲り、最終戦ブラジルではブエミとアルグエルスアリのうち獲得ポイントが少ない方が金曜フリー走行を欠席する。
21歳のベルニュは2012年にトロロッソのサードドライバーになるのではないかとみられている。彼は昨年のアブダビF1若手ドライバーテストにトロロッソから参加、今年の若手テストにもトロロッソのマシンを走らせるものと推測されている。