ヘレスF1合同テスト2日目の29日、トロロッソは今年F1にデビューするダニール・クビアトによりテストを行う予定だったが、トラブルのために一切の走行を行わなかった。
前日はジャン‐エリック・ベルニュが15周を走り、彼は、テスト初日から新車でコースインできただけで「大きな成果」であり「ポジティブな一日だった」と語っていた。
しかし29日、トロロッソは全く走行せず、以下のような声明を発表した。
「STR9は今日は全く走行することができなかった。電気系のトラブルが発生し、時間内に修復することが不可能だったからだ」
「そのため、ある時点でチームは、本日の走行を諦め、明日のセッションへの準備に集中することを決めた」
この日、レッドブルとトロロッソが搭載するルノーのパワーユニットにトラブルが発生、レッドブルのセバスチャン・ベッテルもわずか8周走行したのみで作業を終えた。
ルノーのパワーユニットにエネルギー貯蔵に関する問題が発生したといわれており、ルノーは、30日朝までには問題を解決すると述べている。
トロロッソは、30日は当初の予定どおりベルニュを走らせるということだ。