IZODインディカー・シリーズに参戦するドラゴン・レーシングは、シボレーエンジンから2台目のエンジンをリリースできなかったため、残りのシーズンを1台体制で挑むことになった。
インディ500を前にロータスが2チームへのエンジン供給に絞ったためエンジンを失っていたドラゴン・レーシング。インディ500のプラクティス期間中にシボレーエンジンと契約しセバスチャン・ブルデー、キャサリン・レッグともにインディ500出場を果たすことができた。
しかし、残りのシーズンは1台のみの供給となり、ル・マン24時間に参戦するためミルウォキー戦に出場できないブルデーがロード/ストリートコースを担当し、オーバルレースをレッグが担当することになった。
33台が参戦できるインディ500では16台に供給したシボレーだったが、通常レースではグリッド数が25台となり、契約ではトラック上に40%を同一エンジンが占めてしまうことを禁じているためシボレーは供給を11台に削減せざるを得ず、ドラゴン・レーシングは1台体制のみとなってしまったようだ。