ナイトスポーツ、今年のマカオGPは2台体制

 8月17日に筑波サーキットにて、ナイトスポーツが本年のマカオGPに挑戦するRX-7のシェイクダウンが行われました。ドライバーは、マカオ在住でアジアGT選手権に出場している、ケビン・ツェさん。ナイトスポーツ代表の中村英史さんは、「今年はRX-8とRX-7の2台体制です。現地スポンサーも決まり、いよいよ準備は大詰めに入ります」と語っていました。

 この日の筑波サーキットは快晴で、気温は恐らく35度程度となっていました。取材班が到着した時は、12時30分からの走行時間に合わせて、チームはピットでRX-7の暖機をしていました。ドライバーのケビンさん、マツダマカオのチェン兄弟のふたりに挨拶。ケビンさんは初めて筑波を走ると言うことで、マカオではRX-8をドライブする予定の谷川達也さんからシフトポイント、ブレーキングポイント、注意する箇所などのレクチャーを受け、RX-7に乗り込みます。FD RX-7は、オリジナルボディにエアロパーツを装着した状態なので、カラーリングされていません。ナイトチューンの13Bターボロータリーはマカオでは500馬力を超す仕様でアタックしますが、この日はシェイクダウンなので7,000rpmシフトにセットしてあります。それでも460馬力ほどは出ているとのこと。走行時間となって、ケビンさんは颯爽とコースインして行きました。既に同仕様をテスト走行している谷川さんによると、「マシンのバランスはいいし、ステアリングの反応もとても素直です」とマシンの印象を語っていました。

 酷暑の中、ケビンさんは合計60ラップほどを周回。シェイクダウンだけにとどまらず、マシンの挙動特性に慣れるべく、リアを滑らせてコントロールしてみるなど、多くのテスト項目を試していたようです。「RX-7レースカーは初めて乗りましたが、とてもパワフルで満足しています。ハンドリングもコントローラブルだし、今日の周回でだいぶ慣熟できたと思います。マカオGPが待ち遠しいですね」と語っていました。本年仕様のRX-8はただ今仕上げの最中で、9月にはテスト走行を予定しているとのこと。

http://www.mzracing.jp/other/201147.html

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