ブラジル人ドライバーのフェリペ・ナスールが、ウイリアムズのリザーブドライバーに就任すると報じられている。
キミ・ライコネンのマネージャー、スティーブ・ロバートソンがマネジメントを担当するナスールは、2011年のイギリスF3チャンピオンで、2012年にGP2にステップアップすると、昨シーズンは終盤戦までタイトル争いを繰り広げ、ランキング4位と活躍した。
ブラジル銀行(BANCO)やスカイ・ブラジルからの支援を受ける21歳のナスールは、昨年もトロロッソのドライバー候補に挙がっていたが、伊アウトスプリントの情報としてmotorsport.comが伝えるところによれば、今季はウイリアムズとリザーブ契約を結び、全19戦中およそ半数のグランプリで金曜フリー走行に出走するという。
また同誌は、今回のリザーブ契約に相当数のテスト距離も含まれていると伝えている。
今季のウイリアムズは、フェラーリから移籍のフェリペ・マッサとバルテッリ・ボッタスのふたりを走らせる。