19日、フランス・マニクールで元F1ワールドチャンピオン、アラン・プロストの息子ニコラスが2009年型ルノーR29をドライブ。父アランの見守る中、ウエット路面で周回を重ねた。
これは、ワールドシリーズ・バイ・ルノーが開催されているマニクールで行われたルノーF1『ロードショー』の一環で実現したもので、タン・ホー・ピンとともに、スペインF3やA1GPで活躍、現在はル・マン・シリーズで戦うニコラス・プロストがゲストとしてR29のステアリングを握ったもの。
父アランもかつてドライブしたイエローとブラックのルノー・カラーに彩られたR29のステアリングを握ったニコラスは、父が見守る中、ウエット路面ながらF1のパワーとパフォーマンスを体感した。
「スゴいクルマだってことは乗ってすぐに分かったよ」とプロスト。「加速は信じられないほどだったし、すべてがスムーズだったね」
このイベントでは他にもルノーF1マシンを使ってさまざまなアトラクションを実施したが、YouTubeのルノーF1チャンネルでは、R29のエンジンを使ってルノーF1チームお得意の『ゴッド・セイブ・ザ・クイーン』や『ラ・マルセイエーズ』を演奏するシーンが掲載されている。
ニコラス・プロストのデモ走行の様子(RenaultF1TeamTV)
ゴッド・セイブ・ザ・クイーン(RenaultF1TeamTV)