バーレーンF1合同テスト初日の19日、ウイリアムズのフェリペ・マッサがFW36のテストを担当した。トラブルのため、タイムを出すことができなかったマッサだが、大きな問題ではないと考えている。
ヘレステスト最終日、トップタイムをマークしたマッサだが、バーレーンでの初日には、マシンに燃料システムのトラブルが発生、チームはマシンを分解して燃料セルのチェックを行わなければならなかった。
その結果、マッサはインスタレーションラップを5周行うのみで、タイムを出さずに終わった。
マッサは、信頼性は非常に重要であるが、今の段階でトラブルが発生するのは異常なことではなく、すばやく問題を解決すればいいことであると述べている。
「走れないのはいいことではないけれど、あらゆることが変更されたときにはこういうことも起こる。極めて普通のことだ。僕らだけでなく、たくさんのチームに起こっている」とマッサはコメントしている。
「問題が起きた原因は完全には分かっていない。こういう問題が起こると、マシンを分解し、組み立て直さなければならない。分解と組み立てで3時間を失うんだ」
「いろいろな問題を解決しなければならないが、明日は大丈夫だと思うよ」
「大きな問題だとは思わない。メルセデスのパワーユニットを使用するチームのほとんどが今日ちゃんと走っていた。僕らもヘレスでは走れていた。すでに走っているから、それほど心配していない」
「ただし、問題の原因を早く突き止める必要はある」
「(開幕戦の)オーストラリアに着いた時には、信頼性が何より重要かもしれないからね」