ニック・ハイドフェルドが自分をシーズン途中で解雇しようとしているルノーF1チームに対して法的措置をとる可能性があると報じられている。
ルノーはベルギーGPからの残り8戦、ハイドフェルドに代えてリザーブドライバーのブルーノ・セナを走らせたいと考えている。しかしこれを不服とするハイドフェルドは、法的手段に訴えるかもしれないとThe Daily Telegraphが伝えた。
チームは22日夜の段階では、ベルギーGPで誰を走らせるのか明らかにしていないが、セナを起用することを望んでいるとみられる。しかしハイドフェルドはそれに対して法的措置をとることを考えているとTelegraphは報じている。
ハイドフェルドはチームメイトのビタリー・ペトロフより2ポイント多い34ポイントを獲得し、現在ランキング8位に位置しており、パフォーマンスの面で解雇される理由はないと考えられる。
しかしルノーは資金難に苦しんでいるといわれており、そのためにハイドフェルドとセナを交代させたいのではないかとの推測もなされている。セナはブラジルからいくつかのスポンサーを持ち込むものと見られているが、今の時点ではスポンサー契約が確定しているわけではないようだ。