2010年F1第17戦韓国GPの日曜決勝で、BMWザウバーのニック・ハイドフェルドは9位を獲得、コンディションの悪い中でのレースでミラーが汚れてしまい、後ろが見えなかったため、エイドリアン・スーティルを押さえきることができなかったと語った。
■BMWザウバーF1チーム
ニック・ハイドフェルド 決勝9位
またポイントが獲れて嬉しい。今日はレース中に起こっていることについていくのが楽ではなかった。スタートを遅らせたのは正しい判断だったと思う。実際にスタートする前は視界がほぼゼロに等しかったからね。僕らはかなり早い段階でインターミディエイトに交換した。今思えば早すぎたかもしれない。インターミディエイトでコースアウトしないように走るのは楽ではない状況だった。でも何とかうまくやり、その後コンディションはよくなってきた。周回を重ねて、コースが乾いていき、終盤にはタイヤがだめになった。でも誰もが同じ問題を抱えていたと思う。ミラーがすごく汚れていたために、エイドリアン(・スーティル)を押さえきることはできなかった。ミラーで彼が見えなかったんだ。無線で彼が後ろにいることを知ったけれど、並びかけられて初めて彼が見えた。暗い中でレースをするのは本当に危険な状況だったけれど、それでも僕は問題なく見えていたよ。